継続で大切なこと#2 まずやってみる
きむっちです。
継続していく上でまずやるべきことはなんだと思いますか?
答えはシンプルで、「まずやってみる」ことです。
今回は次のテーマで伝えていきます。
まずやってみる
やらないことには始まらない
何事をやるにしても、まず取り組んでみないと始まらないですよね。
今は当たり前のように歯磨きができていると思いますが、赤ちゃんの頃には歯みがきもできなかったはずです。
ここからは歯みがきの習慣化を例に5つの段階で書いていきますね。
これを 学習の5段階レベル と呼ぶこともあります。
学習の5段階とは、次のことを指します。
- 無意識的無能(知らないしできない)
- 有意識無能(知っていてもできない)
- 有意識有能(考えるとできる)
- 無意識的有能(考えなくてもできる)
- 無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えることができる)
ここから詳しく説明していきますね。
① 無意識無能
赤ちゃんのときにできなかったのは、次のようなことがありますよね。
- 歯みがき自体を知らない
- はみがきのやり方を知らない
- 歯みがきする身体能力が備わっていない
まったく何も知らず、やる能力もないからできないわけなんですね。
このように知らないしできない状態を 無意識無能 と言います。
② 有意識無能
生まれたときからある程度成長すると「歯みがき」ということを知ることになりますよね。
しかし、まだ間もないときには、歯磨きする身体能力が備わっていない状態 なわけなんですね。
このように知っているけどできない状態を 有意識無能 と言います。
③ 有意識有能
赤ちゃんの状態から少し大きくなると歯ブラシを持てるようになりましたよね。
親から教わった歯みがきのやり方を少しずつ覚えるようになると少しずつ歯みがきができるようになるわけです。
しかし、このときにはまだ覚えたばかりで、歯磨きを意識すればできるようになる状態になるのです。
このように意識して取り組めばできる状態を 無意識有能 と言います。
④ 無意識有能
ある程度歯みがきを毎日していると気づいたら歯みがきしている状態にならなかったですか。
小学生以上になると、歯みがきすることを意識しなかったとしても歯みがきできるようになりませんか。
歯みがきすることが当たり前の状態になったから、歯みがきを意識しなくてもできるようになるわけです。
このように意識しなくてもできるようになる状態を 無意識有能 と言います。
⑤ 無意識的有能に意識的有能
ここからは少し発展的な内容になります。
あなたが大人になって子供が生まれた場面を想像してみてください。
そんなときに次のように思いませんか。
「子どもに歯みがきを教えないと」
子どもの頃に教わってきた歯みがきを新しく生まれ育った赤ちゃんに教えようと思うはず。
そうなると教えることに意識が向くようになりませんか。
つまり、意識しなくても知っていてできるから、今度は今までの無意識に取り組んできた習慣を「赤ちゃんに教える」ということを意識できるようになっていくわけです。
このように、あなたが無意識的に行っていることを、意識して人に教えることができる状態を 無意識的有能に意識的有能 と言います。
まずはやってみよう
ここまで伝えてきましたが、単純に伝えると「まずやってみる」ことをやらないと①の状態から②の状態に意識を変化させることさえできないわけなんですね。
なので、まずはやってみないことには、何にも進まないのです。
まとめ
ここまで書いてきたことをまとめていきます。
学習の5段階として、次のような順番になっていることを説明してきました。
- 無意識的無能(知らないしできない)
- 有意識無能(知っていてもできない)
- 有意識有能(考えるとできる)
- 無意識的有能(考えなくてもできる)
- 無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えることができる)
まずは、知らない状態から知っている状態になります。
そこから、考えるとできるようになっていくわけなんですね。
何かがあることを知ったのだから、まずはやってみることから始めるのが大切です。
まずやってみることが継続につなげる始まりなのです。
まずやってみよう!!
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