継続で大切なこと#12 どんなときも自分を肯定する
きむっちです。
何かを継続するために大切な考え方をご存じでしょうか。
継続していくために「自己肯定感」が大切になります。
今回はこのテーマで書いていきます。
どんなときも自分を肯定する
今回の記事では「自信」と「自己効力感」とも簡単に比較していきます。
こちらの記事を読んでいただくとさらに理解を深めていくことができますよ。
自己効力感(やる気)について深く知りたい方はこちら(#5)
kimuchi-cha-con.hatenablog.com
自信について深く知りたい方はこちら(#11)
kimuchi-cha-con.hatenablog.com
自己肯定感とは
まず、「自己肯定感」は次のように表されています。
ありのままの自分を肯定する、好意的に受け止めることができる感覚
引用元:こちら
つまり、今がどんな状態であったとしても、自分自身をそのまま受け入れることを示しています。
「自己肯定感」と「自信」の違い
ここからは「自己肯定感」と「自信」の違いについて説明していきます。
1.自信
「自信」はこれまでの積み重ねた実績から生まれるものです。
つまり、「これまで積み上げてきた根拠に基づくもの」にあたります。
2.自己肯定感
一方で、「自己肯定感」はこれまで積み上げた実績とは関係なく作り出せます。
つまり、「これまでの大きな積み上げはないけど、積み上げがない自分もアリだ」と思える感覚にあたります。
なので、「自信」とは違うものになります。
言い換えると「根拠のない自信」にあたるものとも言えます。
自己肯定感が大切になる場面もある
ここで、「自信」よりも「自己肯定感」の方が大切になることもあります。
自己肯定感を大切にすることで次の3つのことが得られるようになります。
- 前向きになれる
- 主体的になれる
- 他人に対しても寛容的になれる
ここから詳しく解説していきます。
1.前向きになれる
自己肯定感があるとネガティブと感じることも素直に受け入れられるようになります。
失敗やミスをしても受け流せるようになるんですね。
「自信」だけに頼ってしまうと「失敗」を積み重ねてしまうことも。
「自己肯定感」をうまく使うことで「失敗」も受け入れられるようになります。
そのため、前向きに捉えられるようになるんですよ。
2.主体的になれる
意外かもしれませんが、自己肯定感が高まると主体的になることもできます。
自分自身を認めることで、自分の判断に自信を持つことができます。
そのため、価値観をしっかり確立することができるようになるのです。
価値観は小さい頃から積み重ねてきた知識・経験に基づくものなので、自分自身のあり方を築きやすくなります。
「自分軸」や「自分の軸」と言われることもありますよ。
他の人の考えに合わせると自己肯定感が下がりやすい
一方で、他人の意見に依存してしまう場合には「他人軸」とも言われます。
会社などの組織での仕事を含めて、他人軸に合わせてしまうと自分軸で受け入れにくくなってしまうことも。
例えば、「こんな仕事もできないのか」、「~であるべき」と言われたときに
他人の価値観に合わせようとしてしまうと自己肯定感を見失ってしまうこともあるのです。
自己肯定感を発揮させるためにも、相手(組織)の価値観と切り離して捉えるようにしてみるとよいでしょう。
3.他人に対しても寛容的にになる
自己肯定感が高まるということは、他人に対しても肯定できるようになります。
自分自身を肯定しているわけだから、他人のことも肯定できるようになります。
「自分軸」と「他人軸」のことを紹介しましたが、自分軸を大切にできるようになると他人の失敗などに対しても許容できるようになるのです。
他人を許容できるようになることでブレない自分を作れるようになり、主体性を高めていくことができるんですよ。
最後に
「自信」につながる小さな実績をどんどん作ることも大切ですが、
実績があってもなくても今の自分をいったん肯定することで継続しやすくなります。
例え大きな実績がないとしても、「大きな実績がないけど、なんとなくできそう」と思うことが継続のための第一歩です。
どんな感情のときでも自分を肯定することを大切にしてみよう。
一日5分でもいいから、一日の中でよかったと思えることを振り返ってみてもいいでしょう。
たとえ何もしなかったとしても「今日一日を過ごせた」と振り返るだけでも自己肯定感を高めていくこともできます。
自己肯定感を大切にして継続していきましょう。
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